2023/01/26 17:20熱海の競売、沸騰中!?・・・・競売よもやま話:第三回
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こんにちわ!現在、猛烈な寒気が日本列島を襲っていますが、雪深い方面の皆様・・・心配かと存じます。被害が出ないことを心よりお祈り申し上げます。
では、本日は不定期掲載の『競売よもやま話:第三回』を掲載いたします。
今回の表題は・・・静岡県熱海市の競売の状況報告です。熱海と云えば「東洋のモナコ」「温泉」「芸能人の別荘地」等々連想され、東京から新幹線で約30分の温暖な気候な場所ですね!
さて、熱海の競売の実例(ほんの一例)ですが、新年早々、有難いことに、熱海の小規模旅館のサポート依頼者様をFKR会員同業者様に紹介され、サポート契約を締結後、現地調査・入札書類記入方法・競売落札試算等を実施し、依頼者様と静岡地裁:沼津支部へ同行、〆切日前日入札しました。
そして、昨日開札があり・・・売却基準価格472万円に、ナント67本の入札があり、競落価格2761万円!乖離率585% という驚きの結果となりました。これは、競売入札歴35年超の私も初体験の驚きの価格でした。残念ながら、弊社の依頼者様は、67本中11番目という頑張って頂いた入札価格ながらも、落札できませんでしたが、依頼者様はお人柄も良く、今後お付き合いが続きそうなので、弊社も留飲を下げ、次回は落札できるようにと自分自身を奮い立たせたところであります。
左:熱海リゾートマンション群 右:熱海サンビーチ
なぜ、本件が入札多数・落札価格高額になって要因を考えると・・・
①立地は、渚町というシーサイド
②売買事例がなく希少
③小規模旅館なので民泊に適する 等だと考えます。
他方、昨今の熱海市街地は、地元の若い方が街づくりに参画、スイーツ・飲食店や宿泊施設等インスタ映えするようにリノヴェーションしております。そんな要因があるのではないでしょうか?
以上『競売よもやま話』第三回目として『熱海の競売の実例』を説明しましたが、熱海=伊豆地方の競売物件は、注目です。
なお、弊社では競売サポート業務以外でも、一般流通物件や不動産のお困りごと相談(例えば・・・共有物件、親から相続した別荘・山林・リゾマン、空いているご実家等)対応させていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。ほか、競売入札で不明な点があれば、質問大歓迎ですのでメールでお寄せください。本コラムでご回答差し上げます。