2025/04/14 09:502024年8月の競落物件のその後
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岐阜地方裁判所 多治見支部(ケ)第21号
https://981.jp/ftl/searchRes_detail.do?res.id=668482
本メルマガ、2024年8月号、10月号で紹介しておりました競落物件が販売開始から約6カ月で無事、売却契約が終了しました。8月号では、「最終売却が完了し、利益が出て初めて「勝利」となります」と書いておりました。先日ようやく売買契約が完了し、リフォーム費用や登記費用等を計上した上である一定の利益を計上できる価格にて販売ができました。今回の案件は入札代行ではなく宅建会社である自社にて、リフォーム等の改良を加えた上で「商品」としての販売する目的で入札に参加し競落できた物件です。
近年は住宅の建設コストの上昇が著しく、大手ハウスメーカーの建物においては坪当たり100万円を超える水準に達しており、特にその中でも高級なメーカーに分類されるヘーベルハウスは2025年に入り、直近では坪あたり130万円から150万円の建築費と言われています。30坪の住宅で約4500万円という価格になってしまいます。
競売物件の鑑定評価においては昨今のハウスメーカーの建設費の大幅上昇を考慮したものになっておらず、ハウスメーカーの新築を検討している方にとっては結果的にお値打ちに感じらることが予想されます。
販売を開始した半年前と比較して昨今の建築費の上昇は更に続いており、今回の購入者の方もヘーベルハウスの注文住宅の価格をご存じの方であったので、そのお買い得感を理解され喜んで購入の意思決定をされました。
今後は、大手ハウスメーカーの注文住宅の競売物件は狙い目と言えるのではないでしょうか?
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