岐阜地方裁判所　多治見支部（ケ）第２１号 　https://981.jp/ftl/searchRes_detail.do?res.id=668482 　前回号で入札の告知をしました当社で２案件の入札を行いました。２０２４年7月１8日の開札日当日。うち一案件に関しては、全１０件の入札件数があり、上位３者は３番札が13.390.000円　２番札13.399.000円　１番札　13.600.000円となり、当社において無事競落ができました！ 　２番札と３番札の差は9.000円、次順位とは201.000円差という僅差での勝利です。買受可能価格が7.880.000円。買受可能価格に対する入札価格の比率は、２番札が170.03％、１番札が172.58％であり、比率においても　2.55％という僅差でした。買取転売物件としての仕入れですので、最終売却が完了し、利益が出て初めて「勝利」となりますが、競落できなければ勝負にもなりません。決して高すぎる価格での競落ではなく、訂正な価格で競落できる事が重要です。 　 　本案件は、築５年と築浅の現況空き家であり、現地調査においても空き家は確認できていたため、多くの入札者が予想された中での開札でした。 　競売プロによる、自己利用の方の入札代行があれば負けていたかも知れませんが、今回は競売入札に不慣れな一般の方の入札と不動産業者のいわゆるプロばかりであったと思われます。上位３者はすべて宅建業者です。まだまだ入札代行により、自己利用の競落にはチャンスがあると言えます。長年における豊富な競売データと分析力、自社において競落経験のある不動産業者への入札代行は「勝利」への近道です。